「走るための身体の準備」=フィジカルコンディショニング & 走る身体と足のケア=「フットセラピー」


ABCRの公式Blog


2020年2月11日火曜日

「気持ちの問題」で済ませないこと

皆さんこんにちは!


今回は少し更新頻度高めで、しかも2本連続スガワラコウヨウが書くという異例のABCRブログになっております(笑)


これを異例にせず、今年はもう少ししり込みをせずに発信も頑張って行かなければと思っている次第でございます。。



今回なぜまたブログを書こうかと思ったかと申しますと、単純です。


嬉しいことがあったからです。


個人的に嬉しかったことでもあるのですが、これはもっと伝えて行かなきゃなと思うことなので、どうぞこの満足感にしばしお付き合い頂けますと幸いです。






本題。



今日は初めて、我がABCRのメンタルアドバイザー


伊藤詩織先生

 





















のメンタルカウンセリングを、ある学生競技者が受けに来てくれました。





私スガワラ、常日頃


「走るための身体の準備」


が大切と常々申しているのですが、身体だけではなく「こころ」=要は「メンタル」と言われる部分についても、同じように的確に整えておかなければパフォーマンスの発揮には繋がらないと考えています。



「メンタル」


というと、どうしても


「強い」か「弱い」


の二極で語られがちなのですが、例えばフィジカル分野でも、走るためにただ「強く」すれば良いかと言われれば、それは違いますよね?



マラソンのためのトレーニングとして、ただウエイトで重量を挙げられるようになれば走れるようになるかと言われれば、私はそれは違うと思っています。



自分の中での課題や競技特性に即した方向性を考えずに、ただただ強度の高いトレーニングをがむしゃらにやりまくって、そういう強さが生まれたからと言って、それが全ての種目に通じるかと言われれば、そうではないと私は思います。




それはメンタルにも言えることで、「強く」すれば良いかというと、それはあまりにも乱暴な考え方だと思うのです。



どんなスポーツだって、


「自分」がいて、

「競技」があって、

「その関係性の中で生まれる様々な長所と短所」があるのです。




それを考えずして、その競技の中での強さや速さというものには結びつかないものだと思うんですね。






少しだけ自分の話をさせて下さい。



私は中学の頃、いや、小学生の頃から足の骨の病気があり、ろくにスポーツが出来ませんでした。



その後の経緯は以前書いた スガワラの個人ブログに 引き継ぐこととしますが、身体も心も非常にセンシティブな人間になってしまった(笑)ことは、もうどうしようもない事実だと思ってある意味受け入れています。



ですが今でも少しだけ生きづらさを感じる心の病と付き合い、戦いながら日々を生きる中で、普通なら何の障壁も感じないであろうことが非常に大きな壁のように感じることが、多分人一倍二倍、非常に多くあります。



ある人は言うかもしれません。



「気持ちの問題でしょ」



と。




確かに、気持ちの問題ではあるんです。自分の気持ち一つでもう一歩、半歩、そんなに考えたりしり込みしたりせずに前へ進んで行けることなんだと思います。



しかし多分、それが「出来ないから出来ない」んだと思うのです。


言い訳なのかもしれませんが。




例えば「もっとお尻を使って走れ」と言われたときに「ああそうなのか、じゃあもっとお尻を使って走ろう」と意識するだけでそれがスムーズに出来る人が非常に限られていることと同じだと思うんです。


それが分からないから、出来ないから、もっと分解して細かく分からせてくれる何かを得ないと、多分そう簡単に出来ないんだと思うんです。




だから私は、自分の受け持つセッションの中で、出来る限りその原点となる「分からない」 まで潜って、頭と体で「分かる」ことを組み合わせることで「出来る」状態まで繋げて行くようなやり方を大切にしています。



で、それをちゃんと「自分のモノ」に出来るように、定着させられるように、宿題をちゃんと継続してもらうこと=人に頼るだけじゃなく、自分の身体を自分でちゃんと扱えるようになることを大切にし、「一緒に」強くなって行こうという考えで向き合っています。






話を本筋に戻しますが、メンタルに関しても同じじゃないかと思うのです。


出来ることを前提にし過ぎて見えなくなっていること、結構あるんじゃないかなと。



例えば、「自分で必要なことを自分で考えて行動しろ」と言われても、それが出来ていれば出来ているはずなんです。


それが出来ないから出来ない。


だから結果が出ない。




でもじゃあどうしたら出来るようになるか、そしてそれを継続して行くために何を考え何から始めたら良いか。




「高校の頃は監督が全てメニューを考えてその通りにやらなければいけなかったし、それである程度結果が出たので自分で自分に必要なことを考えて実行して行くことに自信がないんです…」



ある学生はそう言いました。


そこでハッとしたんです。



強くなりたいという気持ちが足りないわけでもなければ、怠惰なわけでもないんだよなと。


自分ではこうなりたい、こうしなきゃいけないんだろうなと思う部分もあるけどそれが上手く出来ないことというのは、別に根本的に悪いことではなくて、むしろそういう部分こそサポートが必要なんじゃないかと。




課題を発掘したり行動を変えたり自分で考えて行動をすることに自信が持てるようになれば何かが変わってくるかもしれないし、もしかしたらそれだけではなく、まだ何か別に引っかかる部分も出てくるかもしれない。



そういう事を一緒に進めて行くのが、陸上競技長距離という結構センシティブでナイーブな競技のメンタル分野では結構必要なことなんじゃないかと、私はそう思っているのです。




担当の詩織先生も、かなりのガラスハートの持ち主なので(笑)、人に寄り添った丁寧なカウンセリングをしてくれます。



もちろんフィジカルと同じで「理解できる・イメージできる」ことや「整える」ことだけではなく「強くする」とか「競技の中でちゃんと生きるようにする」ことまで含めてすべてをカバー出来なければいけないとは思いますが、その進め方として、多分とても丁寧に寄り添ってくれるタイプだと思います。






今日初めて受けてくれた学生に


「今日は来て本当に良かったです。練習日誌、高校の頃は監督に言われて嫌々やっていたけど、今日来て色々話して、やらなきゃとは思っていたけどまぁいっかになっていたことが、これは必要だな、付けなきゃいけないなと思えました。」


なんて言われたら、こんなお節介もしてみるもんだなと嬉しくなってしまったのです(笑)





そしてこんなセンシティブな人間にしか出来ないこともあるのかもしれないなぁと、少しだけ、こんな自分もアリなのかもしれないと思えた今日でした。




ABCRコンディショニングサロンでは、フィジカルに関してもメンタルに関しても、競技レベルを問わず、なかなかセンシティブなスタッフたちが(笑)細かく丁寧なサポートを行って参ります。



https://salon.abcr.jp/











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