「走るための身体の準備」=フィジカルコンディショニング & 走る身体と足のケア=「フットセラピー」


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2019年9月13日金曜日

盲導犬のお母さん ルネッサ

このブログも非常に間が空いてしまいました…。


そして久々登場、代表のスガワラコウヨウでございます。



この暑い夏、皆さまはいかがお過ごしでしたでしょうか?



我々ABCRはと言うと、仕事にプライベートに、何だか常に移動しまくりな日々を過ごしていたような気がします^^;


もはや流浪の民、ABCRキャラバンでございます(笑)



主に秋田と富士山方面が多かったのですが、今日はそのうち、ずっと書きたかったことをブログにしてみようと思います。









SNS等でシェアされたリンク画像で「あれ?」と思われた方、いらっしゃるかもしれません。


いつもレオしゃちょーの写真がトップなのに、なんだこの子は!?

犬種が違うじゃないか!






実はこの子、名前を「ルネッサ」と言いまして、一昨年の2月から去年の2月までの1年間、秋田にあるスガワラの実家で、盲導犬のパピーウォーカーとして預かっていた子なんです♪



菅原家シスターズ&父も初登場(笑)






パピーウォーカーって何?という方に少し説明を…



盲導犬候補の子犬たちは、最初から施設で盲導犬としての訓練を受けるだけではなく、生後約2ヶ月~1歳の誕生日を迎えるまで、一般家庭で大切に育てられます。


というのも、愛情をたっぷり受けて育つことで、人間への信頼感だったり、盲導犬のお仕事への誇りだったりが養われる基礎が出来るからです。

もちろんそこでは、基本的なしつけもしっかり行われます。



パピーウォーカーは完全なボランティアになるので、審査等もあり、相当な覚悟がないと誰でも引き受けられるものではありません。



それでも昔から大の犬好きだった父は、いつかはライフワークとしてやりたいと思っていたパピーウォーカーを引き受けることで、長年苦しんだうつ病からも脱し、体重も20kgも減らしました。




(ちなみに現在はそこからまた10kg増だそうです(笑))




最寄りの訓練センターが仙台にあるので、秋田の家から仙台まで月イチで通ったり、毎朝晩2時間以上の散歩をしたり、いろんなところに連れて行ってもらったり、




 ↑これは僕です(笑)


正直多分、父が実の息子娘以上に命を懸けて育てあげたと言ってもいいくらいに(笑)愛情を注がれて、




実家には猫のおはぎも一緒に暮らしてたり、



たまにレオも会いに行ったり、




実は一昨年の秋田Runtrip企画の際には、お客さん数名も我が家に立ち寄ってルネッサに会ってくれたりということもありました♪





そんな風に色んな刺激を受けながら、昨年2月、無事パピーウォーカーの修了式を迎えました。



ここで母も初登場…(笑)






この修了式にも我々も参加させてもらったのですが、実はこの時点で、ルネッサがこの先どういう道を歩むのか、まだ決まってはいませんでした。



生まれる子犬たちの中で、実際に盲導犬として活躍するワンコというのは全体の40%程度だそうです。


それ以外の子は、


・協会や盲導犬のPRをする「PR犬」
・一般家庭に引き取られ家庭犬として過ごす「キャリアチェンジ犬」
(ごく一部、介助犬や聴導犬として活躍する子もいます)

そして、

・盲導犬のお父さんやお母さんになる「繁殖犬」


という道があり、その子がどういう道を進めば一番幸せかという適正を見て、一定期間の訓練後、キャリアが分かれてきます。


強調しておきたいのが、それは優劣ではなく、あくまでも性格と適正を見ての判断なのです。


そして「盲導犬は仕事で拘束されるから可哀そう」というのも間違いで、その子は盲導犬としての生き方に誇りを持って生きている上に、一日のうちでお仕事の時間というのはユーザーさんと一緒に目的の場所まで移動する間だけで、その他の時間は普通に犬暮らしをして可愛がられているんです。




でももし盲導犬になってしまったら、、なってしまったらという言い方もおかしいですが、修了式の後は、たった1度きりしか、その子には会えなくなってしまいます。

(※↑会える会えないは所属によりまちまちなようです)



だから別れは、涙、涙でした…。




余談ですが、この頃(現在もですが)、母が片目失明の危機があり、ルネッサが母の光になってくれるようで、何だかとても因果なものを感じたりもしました…。




何かを悟ったようなこの目が忘れられませんでした…。







それがどうやら繁殖犬として活躍できるらしいという話が舞い込んできたのが、それから数か月後!


繁殖犬になれば、出産後の子犬たちも含めて会えるということで、その話を聞いた時から、ルネッサの初産を心から楽しみにしていました!



ルネッサは目がクリクリして美人(美犬)なので、きっと子供たちも美形に違いない!と、完全に親バカ(兄バカ?)になってました(笑)




↑美人じゃないですか!?(笑)



それだけでなく、後世にその血統を残すという役割があるので、健康面や盲導犬としての適性も持っていなければなりません。








そして!



遂に!!



2019年7月24日!



ルネッサがお母さんになったという知らせを、日本盲導犬協会のブログで知りました!




実家にいた頃はこんなにやんちゃな子犬だったのに





すっかりお母さんの顔になっていました^^






そんなルネッサに会いに、8月22日、静岡県富士宮市にある、富士ハーネスという施設に行ってきました。


65歳になる父も、秋田から片道750km車を走らせて会いに来ました!


完全に愛の成せる業です(笑)




その父との再会のシーンは、もう涙ものでした…。


お母さんになったルネッサですが、その時間はすっかり子供の顔に戻り、父に甘えつつ、自分の子たちを紹介するように振舞っていたように感じました。










そしてルネッサの子どもたちを抱いた父、、、




完全に孫を抱く祖父です(笑)



残念ながら母は仕事のため行けなかったので、次回は行けたら…。




ここで、子犬たちの愛くるし過ぎる写真を何枚かどうぞ(笑)











ごめんなさい載せすぎました(笑)

完全に惚気です(笑)


「ヤバい、かわいい…」しか言えなくなるくらいの語彙力が低下しました(笑)






と、ニヤニヤニタニタしまくりだったわけですが、次回のお産の際にまた会えると思うと、「またねっ!」と言ってお別れが出来るので、修了式の時よりどれだけ心が楽だったか…。






話が前後しますが、実は修了式のすぐ後、ABCRコンディショニングサロンに、日本盲導犬協会の募金箱を設置しました。





ルネッサやその子供たち、そしてその他、全国で頑張っている盲導犬やそれに携わる人々やワンコたちが、これからもずっと、人々の希望になり続けられるように。


そして、その輪がもっともっと広がって行くように。




ABCRはこれからも、日本盲導犬協会の活動を応援して参ります!



公益財団法人 日本盲導犬協会




ルネッサ&パピーたちが、これからも人とともに幸せに暮らして行けますように^^







追記

2012年に亡くなった、私が小6の頃から一緒に暮らした先代のラブラドールレトリーバー、クッキー(享年13歳♀)も、お母さんになりたかった子なので、きっと喜んでいると思います。

ルネッサのお母さんぶりを、天国から温かく見守ってくれていることでしょう^^





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